五重奏曲断章 変ロ長調 K.Anh.54(452a)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 14:04 UTC 版)
「ピアノと管楽のための五重奏曲 (モーツァルト)」の記事における「五重奏曲断章 変ロ長調 K.Anh.54(452a)」の解説
この作品は1783年頃にウィーンで作曲された断片のみの作品で、かつてはその存在だけが知られて楽譜自体は行方不明だった作品である。上記の五重奏曲(K.452)と関連するものとして、「K.452a」のケッヘル番号が与えられた。(現在は否定されて「K.Anh.54」の番号としている)[疑問点 – ノート] 後にこの五重奏曲断章の自筆譜がロンドンで発見され、その自筆譜は1990年にオークションでかけられた。また上記の五重奏曲の導入部として作曲されたことが判明している[疑問点 – ノート]。ピアノのパートの最後の数小節が未完のままである。 断片のみの作品はピアニストの内田光子によって補完され、フィリップス(現在はデッカ)に録音を行っている。
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