二冠の達成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 00:53 UTC 版)
「マジェスティックプリンス」の記事における「二冠の達成」の解説
1969年のケンタッキーダービーには強豪と目された馬が集まったため、8頭立てでの競馬となった。1番人気にはフロリダダービー勝ちなどの実績を誇る1968年の最優秀2歳牡馬トップナイトが推され、マジェスティックプリンスは2番人気に、ウッドメモリアルステークス勝ちのダイクが3番人気、ブルーグラスステークス勝ちのアーツアンドレターズが4番人気に据えられ、それ以外の出走馬はどれもが大穴扱いになるほど有力候補たちが人気を寡占した。 外枠から発走したマジェスティックプリンスは後方につけ、1マイルの標識に近付いた頃に先行するアーツアンドレターズに襲いかかった。激しい追い上げによりクビ差で競り勝ち、ケンタッキーダービー馬の称号を勝ち取った。無敗でのケンタッキーダービー優勝は、1922年のモーヴィッチ以来47年振りのものであった。 マジェスティックプリンスは続くプリークネスステークスに出走、ここでもアーツアンドレターズとの接戦をアタマ差で制して、無敗でのアメリカ三冠にリーチを掛けた。
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