二人静_(小説)とは？わかりやすく解説

二人静
監督	大洞元吾
脚本	不明
原作	柳川春葉
出演者	中山歌子
撮影	不明
製作会社	日活向島撮影所
配給	日活
公開	1922年4月25日
上映時間	63分
製作国	日本
言語	日本語
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二人静
監督	小口忠
脚本	新海文次郎
原作	柳川春葉
出演者	大村正雄; 五月操
撮影	坂田重徳
製作会社	日活向島撮影所
配給	日活
公開	1917年1月14日
製作国	日本
言語	日本語
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二人静
著者	柳川春葉
発行日	1917年
発行元	至誠堂書店
ジャンル	家庭小説
国	日本
言語	日本語
ページ数	506p
公式サイト	opac.ndl.go.jp
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ポータル文学

『二人静』（ふたりしずか）は、柳川春葉が1916年（大正5年）に発表した家庭小説であり、同作を原作とし、1917年（大正6年）に初演された新派劇、同じく同年製作・公開、小口忠監督による、1922年（大正11年）製作・公開、大洞元吾監督による、日本のサイレント映画であり、1935年（昭和10年）製作・公開、池田義信監督による日本の長篇劇映画である。柳川春葉の『生さぬ仲』と並び、新派古典の代表作とされる^[1]。

略歴・概要

小説『二人静』の初出は、1916年（大正5年）に報知新聞の連載で、翌1917年（大正6年）、東京の出版社至誠堂書店から出版されている^[2]^[3]。

映画『二人静』は、いずれのヴァージョンも東京国立近代美術館フィルムセンターに所蔵されておらず^[4]、マツダ映画社は大洞元吾の監督した『二人静』（1922年）のフィルムプリントのみを所蔵している^[5]。

小説『二人静』は、青空文庫に収められていない^[6]。

新派

初演は、1917年（大正6年）1月、東京・新富町の新富座で行われた^[1]。脚色は真山青果、出演は「新派三巨頭」と呼ばれた伊井蓉峰、河合武雄、喜多村緑郎であった^[1]。

1917年版

『二人静』（ふたりしずか）は、1917年（大正6年）製作・公開、日活向島撮影所製作、日活配給、小口忠監督による日本のサイレント映画である。女性の役どころは、女形の五月操、立花貞二郎らが演じた。

スタッフ・作品データ

監督 : 小口忠
脚本 : 新海文次郎
原作 : 柳川春葉
撮影 : 坂田重徳
製作 : 日活向島撮影所
上映時間（巻数） : 5巻
フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ（1.33:1） - サイレント映画
初回興行 : 浅草・オペラ館

キャスト

1922年版

『二人静』（ふたりしずか）は、1922年（大正11年）製作・公開、日活向島撮影所製作、日活配給、大洞元吾監督による日本のサイレント映画である。長らく女形を出演させてきた同撮影所が、女優の中山歌子を起用した作品である。

スタッフ・作品データ・キャスト

監督 : 大洞元吾
脚本 : 不明
原作 : 柳川春葉
撮影 : 不明
出演 : 中山歌子
製作 : 日活向島撮影所
上映時間（巻数） : 63分
フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ（1.33:1） - サイレント映画
初回興行 : 浅草・オペラ館

1935年版

二人静
監督	池田義信
脚本	斎藤良輔
原作	柳川春葉
出演者	栗島すみ子山内光
撮影	浜村義康
製作会社	松竹蒲田撮影所
配給	松竹キネマ
公開	1935年 4月3日
製作国	日本
言語	日本語
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『二人静』（ふたりしずか）は、1935年（昭和10年）製作・公開、松竹蒲田撮影所製作、松竹キネマ配給、池田義信監督による日本の長篇劇映画である。

スタッフ・作品データ

監督 : 池田義信
脚本 : 斎藤良輔
原作 : 柳川春葉
撮影 : 浜村義康
製作 : 松竹蒲田撮影所
上映時間（巻数） : 9巻
フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ（1.33:1） - モノラル録音
初回興行 : 浅草・帝国館

キャスト

ビブリオグラフィ

国立国会図書館蔵書^[3]。

『二人静』、至誠堂書店、1917年

註

^ ^a ^b ^c 新派の歴史、劇団新派、2009年12月11日閲覧。
^ 二人静、国立国会図書館、2009年12月11日閲覧。
^ ^a ^b OPAC NDL 検索結果、国立国会図書館、2009年12月11日閲覧。
^ 所蔵映画フィルム検索システム、東京国立近代美術館フィルムセンター、2009年12月11日閲覧。
^ 主な所蔵リスト劇映画＝邦画篇、マツダ映画社、2009年12月11日閲覧。
^ 柳川春葉、青空文庫、2009年12月11日閲覧。

外部リンク

二人静 1917 - 日本映画データベース
二人静 1922 - 日本映画データベース
二人静 1935 - 日本映画データベース
『二人静』後編柳川春葉著 (至誠堂書店, 1917) - 近代デジタルライブラー

[新派-1] 新派の歴史、劇団新派、2009年12月11日閲覧。

[2] 二人静、国立国会図書館、2009年12月11日閲覧。

[国会-3] OPAC NDL 検索結果、国立国会図書館、2009年12月11日閲覧。

[4] 所蔵映画フィルム検索システム、東京国立近代美術館フィルムセンター、2009年12月11日閲覧。

[5] 主な所蔵リスト劇映画＝邦画篇、マツダ映画社、2009年12月11日閲覧。

[6] 柳川春葉、青空文庫、2009年12月11日閲覧。

[1]

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