事物の本性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/16 04:26 UTC 版)
「ダルマ (ジャイナ教)」の記事における「事物の本性」の解説
ジャイナ教によれば、世界とその構成要素は創造されたものではなく、無限の過去から存在し永遠に未来に存続していく。そういった構成要素は自然法則や自身の本性に則って運動し、外的存在の干渉は受けない。ダルマ、つまり真の信仰は、ジャイナ教によれば、「ヴァットゥ・サハヴォー・ダンモー」(物体の生来の本質がその物体の真のダルマだ)ということである。『カールティケーヤーヌプレクサー』(478年)ではこう説明している: 「ダルマとは実に事物の真の本性に他ならない。火の本性が燃えることであり、水の本性が冷却効果をもたらすことであるのと全く同様に、魂の本質的性質は自己実現と精神的高揚を追求することである。」
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