事前対処の不足
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 15:23 UTC 版)
体験入学生がとまどう問題の中で容易に予測できるものは、体験入学前から練習したり心の準備をしておくべきである。和式トイレの利用法、昇降口と上履き、男女一緒に行う小学校の体育や水泳の着替え、体育座り、冷暖房完備ではない教室、登校班や日本の道路の歩き方、給食に出る食べ物など居住国と日本との習慣の差を教えておく。 居住国の生活など日本で聞かれそうな質問を予想して調べたり資料を揃える家庭もある。とくに英語圏の子供は英語を話して欲しいと始終言われる可能性があるため、その点に関して心構えが必要である。 補習校や日本人学校に通う児童・生徒は、普段の教科書と受け入れ先の教科書が異なる場合、新出漢字の順番が変わり知らない漢字が多くて面食らうことがある。補習校では全教科を教えられないため、補習校に通っていても理解が難しい科目があるということを心得ておくべきである。
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