事件現場のその後
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「練馬一家5人殺害事件」の記事における「事件現場のその後」の解説
事件から4年が経過した『毎日新聞』1987年10月15日東京夕刊で、事件現場となった本件物件(土地・建物)について「室内の家財道具はそのまま放置されるなどかなり荒れているが、閑静な一等地であるため、3億円以上の値が付き、不動産業者が注目している。しかし事件後、1987年5月下旬にAとは別の運輸不動産業者(X社)が別の不動産業者(Y社)に本件物件を2億5,000万円で購入するよう持ち掛けた。Y社は権利関係が複雑なことから断ったが、X社が『必ずAらと話をつけて7月中に本件物件を引き渡す』と約束したため、手付金(合計2,500万円)を送ったが、8月になっても土地取得が具体的に進まず、Y社がAの代理人らに事情を聴いたところ、A側は『本件物件は仮登記している建設会社との間で所有権をめぐり訴訟となっており、X社に転売する話はまったくない』と回答したため、Y社は『土地を入手できる見込みがないのにX社から手付金名目で2,500万円を騙し取られた』として、詐欺罪でX社を警視庁に告訴する構えを見せた」と報道した。
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