乙前とは? わかりやすく解説

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乙前

作者瀬戸内寂聴

収載図書代表作時代小説 39(平成5年度)
出版社光風出版
刊行年月1993.5

収載図書美女峠に星が流れる―時代小説傑作選
出版社講談社
刊行年月1999.9
シリーズ名講談社文庫

収載図書瀬戸内寂聴全集 第15巻 みみらく・風のない日々・髪 他
出版社新潮社
刊行年月2002.4


乙前

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 09:39 UTC 版)

乙前(おとまえ、生年不詳 - 没年は嘉応元年(1169年[* 1]から安元3年(1177年[1]まで諸説 2月19日)は、平安時代末期の女性。今様を歌う芸能者。後白河院の今様の師[2]として知られる。最晩年は五条尼[1]とも呼ばれた。


注釈

  1. ^ 後白河院の出家後と考えるべきとする(小川(参考文献))。
  2. ^ 青墓は、古代の古墳造営・葬送儀礼を担った土師氏がおり、また朝廷に「歌男、歌女」を献上した、古代口承職能民の拠点とも考えられている(馬場(参考文献))。
  3. ^ 乙前の伝記情報は、その大半が後白河院の著した『梁塵秘抄口伝集』による。しかし、後白河院の記述は、年代や年数に関しては辻褄の合いにくい点があり、その点を他史料で補完することが行われている。
  4. ^ 『吉野吉水院楽書』では、なびきの母を「宮姫」とする。
  5. ^ 金沢文庫蔵の『転法輪鈔』に収められた表白文の一つが、乙前一周忌にあたって作られたものと考えられている。

出典

  1. ^ a b 『転法輪鈔』 郢曲御師五条尼被修追善表白
  2. ^ a b c d 『梁塵秘抄口伝集』 巻十
  3. ^ 『吉野吉水院楽書』
  4. ^ 『梁塵秘抄』 巻第二 仏歌 32


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