乎止與命とは? わかりやすく解説

乎止与命

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 19:55 UTC 版)

 
乎止与命
時代 古墳時代
生誕 不明
死没 不明
別名 小止与命、小豊命
墓所 白鳥塚古墳
官位 国造
主君 景行天皇
氏族 尾張氏
真敷刀婢
建稲種命宮簀媛
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乎止与命(おとよのみこと)は、古墳時代豪族尾張国造の一人。

概要

国造本紀」では小止与命、『新撰姓氏録』では小豊命と表記している[1]

「国造本紀」では成務天皇の御代に尾張国造に定められたと伝わる。

子の建稲種命は尾張国造を継ぎ、娘の宮簀媛日本武尊の妻である。愛知県氷上姉子神社宮簀媛を祀っており、乎止与命の館跡という伝承がある。

脚注

  1. ^ 「河内国 神別天孫 尾張連」『新撰姓氏録』弘仁六年。

関連項目


乎止与命(上知我麻神社)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/28 09:52 UTC 版)

星宮社」の記事における「乎止与命(上知我麻神社)」の解説

真敷刀俾命、伊奈突智老翁下知我麻神社)。 本宮の裏手の山頂に、上知我麻神社下知我麻神社の二社があり、一対建稲種命宮簀媛命の親神二柱祀っている。二柱尾張国造として東南の火高(現在の大高氷上姉子神社社地)に城館構えその子孫である尾張氏熱田神宮大宮司家を務めた尾張志及び尾張は、下社の祭神を真敷刀俾命と伊奈突智老翁二柱としている。尾張徇行記は、星宮社絶頂に「伊奈突智翁」を祀る小社があると記している。尾張名所図会は、本宮の裏手の山頂に「イナツヲキナノ社」を描いている。南区解説では、知我麻神社伊奈突智老翁祀っているが、上下社のいずれであるかについては明言していない。 伊奈突智老翁は、南区解説では当地製塩伝来した人物である。尾張徇行記は、初めてこの地に土竈堅塩固形の塩)を焼く技術伝来した人物で、その功に報いるために祀られた「土竈祖神」であるとしている。尾張志は、伊奈突智老翁当地塩竈により海潮を焼く技術伝来した人物称える神名であるとしている。記紀に基づけば塩土老翁とするべきところを伊奈突智老翁としているのは、中世より前の神名継承している証としている。この辺りはかつての海岸線で、製塩盛んだった

※この「乎止与命(上知我麻神社)」の解説は、「星宮社」の解説の一部です。
「乎止与命(上知我麻神社)」を含む「星宮社」の記事については、「星宮社」の概要を参照ください。

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