中部ヨーロッパ脳炎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 15:58 UTC 版)
「ダニ媒介性脳炎」の記事における「中部ヨーロッパ脳炎」の解説
潜伏期間は7-14日で、典型的には二相性の症状を示す。第一期はインフルエンザ様の症状がみられ、1週間程度で症状が消える。解熱後2,3日後に第二期にはいり、痙攣・眩暈・知覚症状などの中枢神経系症状を呈するようになる。麻痺が3-23%でみられ、死亡率は1-5%とされる。感覚症状などの後遺症は35-60%で発生する。重篤度は東ヨーロッパで重篤で、西ヨーロッパでは比較的軽度である。
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