中心の邸宅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 23:23 UTC 版)
「ウィマーンメーク宮殿」の記事における「中心の邸宅」の解説
西洋式とも、タイの伝統様式と西洋式の折衷ともされる建物だが、部材はタイ産のものを使っている。長さおよそ30メートルの二つの翼が直角につながれる形になっており、高さはおよそ20メートルで3階建てになっているが、建物の西端に置かれた王の生活空間は8角形の構造による4階建てになっている。 地上階は煉瓦とセメントでできているが、上階はすべてチーク材で組み上げられており、扉などの取り付け部分を別にすれば金属製の釘は用いられていない。建物全体で81の部屋があるが、現在は31部屋が公開されている。特に、王の寝室、謁見室、浴室は、ラーマ5世当時の雰囲気を伝えている。浴室には、人力で水圧を加える方式による、タイ最初のシャワーも備えられている。 ウィキメディア・コモンズには、ウィマーンメーク宮殿に関連するカテゴリがあります。
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