中島みゆき版解説
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「涙 (前川清の曲)」の記事における「中島みゆき版解説」の解説
本シングルで瀬尾一三を初めて編曲者に迎え、「涙 -Made in tears-」と「空港日誌」を共に担当している。本シングルおよびオリジナル・アルバム『グッバイガール』(1988年11月16日)以降、中島の楽曲の大半のアレンジを瀬尾が担当するようになった。 「空港日誌」は、薬師丸ひろ子への提供曲で、アルバム『星紀行』に収録された。楽曲を作る際、中島は薬師丸の元へ直接会いに行き、薬師丸と話をしながらイメージを膨らませて出来上がったという。中島のバージョンはオリジナル・アルバムには収録されておらず、ベスト・アルバム『Singles II』においてアルバム初収録となった。薬師丸版と中島版とでは一部歌詞が変更されている。本作に登場する「広島空港」とは、のちの広島西飛行場(現・広島ヘリポート)である(本作の発表は1987年、現在の広島空港(新広島空港)の供用開始は1993年)。 本シングルの発売と同時に、デビューシングル「アザミ嬢のララバイ」から「御機嫌如何」までの21作品の8cmCDシングル化発売もされた。 ジャケット写真は、EPレコードと8cmCDとは、中島の顔の表情が異なる。また、カセットテープは8cmCDと同じのを使用されている。
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