中学校令⇒中等学校令(1943年)
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「学校令」の記事における「中学校令⇒中等学校令(1943年)」の解説
詳細は「中学校令」および「中等学校令」を参照 (第一次)中学校令は、1886年4月10日に「勅令第15号」として公布され、高等中学校と尋常中学校の2種よりなる「中学校」の制度が規定された。その後、1891年12月14日の一部改正により高等女学校も尋常中学校の一種と規定されたが、高等中学校は1894年6月の高等学校令公布にともなう「高等学校」への改称(後出)、高等女学校は1899年2月の高等女学校令公布(後出)により、それぞれ中学校令の規定から除外された。(第一次)中学校令は全部改正されて第二次中学校令(勅令第28号)が1899年2月7日公布され、従来の尋常中学校は中学校と改称、男子普通教育を行う中等相当の「旧制中学校」の制度がほぼ確立された。その後、第二次世界大戦中の1943年1月21日、中等学校令(勅令第36号)の公布(同年4月1日施行)によって第二次中学校令は廃止され、男子普通教育を行う中学校、女子普通教育を行う高等女学校、職業教育を行う実業学校(後出)が同じ中等学校としてまとめられることとなった。
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