中国の九品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 13:53 UTC 版)
九品(くほん)は、中国で人物を鑑定したり、官吏を登用する際に用いた分類である。 「九品官人法」も参照 中国では、人物や物の性質を分類したが、まずはじめに、上品(じょうぼん)・中品(ちゅうぼん)・下品(げぼん)の3つに大きく分け、これら一品ずつにまたそれぞれ上中下の三品があるとした。これを三三九品ともいう。上品上生を最高の往生を占めすと言い「力端印」と呼ばれる[要出典]。すなわち以下の通り。 三品九品上品 上上品 上中品 上下品 中品 中上品 中中品 中下品 下品 下上品 下中品 下下品 なおいわゆる下品は、この用法から、中国の貴族社会における下等の家柄や地位を下品と呼ぶようになったことに由来する。
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