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中俣均

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/18 09:43 UTC 版)

中俣 均(なかまた ひとし、1952年 - 2024年10月3日[1])は日本地理学者法政大学名誉教授[2]法政大学沖縄文化研究所元所長。

専門は文化地理学社会地理学であり、奄美諸島琉球諸島を中心とした島嶼研究に取り組んだ[3]

略歴

1952年新潟県に生まれた。

柏崎市で育ち、新潟県立柏崎高等学校を経て、東京大学理科二類に進み、1976年東京大学理学部地理学科を卒業し大学院に進み、1978年に理学系研究科地理学専門課程修士課程を修了して、1980年に科地理学専門課程博士課程を中途退学した[3]。同年に島根大学法文学部助手1984年に法政大学文学部地理学科専任講師1987年助教授を経て、1993年に教授に昇進した[3]

1997年には、「琉球諸島における集落の空間構成原理に関する地理学的研究」により、東京大学から博士(理学)を取得した[4]

法政大学沖縄文化研究所所長、日本島嶼学会会長のほか、国土庁文部科学省国土交通省の委員会などの委員も歴任した[3]

著書

  • 『国土空間と地域社会』(朝倉書店、2004)
  • 『空間の文化地理』(朝倉書店、2011)
  • 『渡名喜島-地割制と歴史的集落景観の保全』(古今書院、2014)

共訳

  • 『言語の地理学』ロラン・ブルトン(白水社、1988)
  • 『世界の地理(6) 北ヨーロッパ』(朝倉書店、1997)
  • 『世界地理大百科事典(6)ヨーロッパ』(朝倉書店、2000)

脚注

  1. ^ 「学会消息」『地理学評論』第98巻第1号、30-31頁。 
  2. ^ 中俣均 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
  3. ^ a b c d 山口隆子「中俣均教授のご退職によせて」(PDF)『法政地理』第55巻、2023年、1頁、2025年3月18日閲覧 
  4. ^ 学位論文要旨 213244 中俣均」東京大学。2025年3月18日閲覧

参考

  • 『渡名喜島-地割制と歴史的集落景観の保全』



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