不正資金疑惑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 18:19 UTC 版)
2006年3月下旬に、関連会社を通じて作られた不正な資金によって、起亜自動車買収などに際し、当時の韓国の金大中政権関係者へのロビー活動が行われたとして最高検察庁によって本社が家宅捜索を受け、翌4月中旬には副社長らに加え、同月下旬には鄭夢九会長が横領や背任の容疑で逮捕された(その後、容疑を大筋で認めた鄭夢九会長は6月28日に保釈された)。 この事件との関連性は不明だが、同年第一四半期の決算発表が理由無く“無期限延期”とされ、5月4日にようやく決算発表が行われている。 2007年2月5日、鄭夢九会長の判決公判がソウル中央地裁で開かれ、懲役3年の実刑判決が下された(その後執行猶予5年が言い渡されている)。しかし、鄭夢九は2012年1月現在も現代-起亜自動車グループ会長から降りてはいない。
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