下谷二三子とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 下谷二三子の意味・解説 

下谷二三子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/02 03:08 UTC 版)

下谷 二三子(したや ふみこ、1938年6月21日 - 2023年2月21日)は、日本の民謡歌手演歌歌手

本名は池松 二三子(いけまつ ふみこ)。所属はキングレコード気付。

略歴

山形県鶴岡市出身。母親の青山ちどりがテイチクの民謡歌手、父親が興行師という環境のもとで10歳頃から母親に民謡を習い、15歳で三味線を始める。

1958年に上京し、1959年10月に「ゴルフ拳」でキングレコードからデビュー。 この年に日劇で行われた三橋美智也リサイタルに出演。その後藤本琇丈に三味線を習い、歌謡曲吉田矢健治に師事する。 以来、歌謡曲、民謡、俗曲など幅広い分野で活動し、特に日本調を得意とする。

1977年に発売した「博多さのさ」は、舞踊ブームに乗って40万枚のヒットとなり、今日に至っても伸び続けている。

戦後復興を支えた民謡界では当時売れっ子歌手として活躍、特に同じキングレコード所属の三橋美智也、春日八郎との共演作品が有名である[1]

2023年2月21日、急性大動脈解離のため、埼玉県川越市の病院で死去した[2]。83歳没。

人物

  • 以前の芸名は「小桜二三子」であったが東京都下谷に住んでいたことから芸名を現在の「下谷 二三子」に変更した。
  • 芸者歌手の出身である[1]

エピソード

レコード

  • 代表的な歌謡曲 博多さのさ、花の彰義隊、嵯峨野ひしぐれ他
  • 代表的な民謡 磯原節、シャンシャン馬道中唄、淡海節他

テレビ

脚注

  1. ^ a b アサヒ芸能』(徳間書店) 2013年11月8日号 「元気でやってます!あの人あの歌第三弾」 89頁-92頁 閲覧。
  2. ^ 民謡歌手・下谷二三子さん、急性大動脈解離のため死去 84歳 「東村山音頭」オリジナル版を歌唱 - Sponichi Annex 2023年2月27日



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「下谷二三子」の関連用語

下谷二三子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



下谷二三子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの下谷二三子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS