下流・サマーラ屈曲まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 09:59 UTC 版)
「ヴォルガ川」の記事における「下流・サマーラ屈曲まで」の解説
カマ川合流地点から南下したヴォルガ川は、西岸のプリヴォルガ高地と、東岸の低地に挟まれながらウリヤノフスクを過ぎたのち、クイビシェフ・ダムのあるトリヤッチからジグリ山地にぶつかって大きく屈曲し、サマーラでサマーラ川と合流したのち、再び元の方向へと向きを変える。このサマーラ付近の流路は横を向いたUの字形をしており、「サマーラ屈曲」と呼ばれる。この区域はほぼ全域が沿ヴォルガ連邦管区に含まれる。そのうちヴォルガ川沿岸の州は、上流からタタールスタン共和国、ウリヤノフスク州、サマーラ州となっている。この地域の植生は、ほぼ全域が森林ステップとなっている。また、カマ川合流地点以南の土壌は肥沃な黒土であり、いわゆる黒土地帯としてロシアの農業の中心地域となっている。
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