下流プロモーターエレメント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 22:28 UTC 版)
「プロモーター」の記事における「下流プロモーターエレメント」の解説
下流プロモーターエレメント(DPE)はショウジョウバエのゲノムに非常に多い。2,000年にAlan Kutach と James KadonagaはTATAボックスと同頻度に存在することを確認した。これらは転写開始部位より約30 bp下流にあり、共通配列はG(A/T)CGである。 DPEはTATAボックスが欠損したとき、その機能を補う。実際にショウジョウバエでは、DPEがあるTATAボックス欠損プロモーターは数多い。2つは類似点が多く、ともにTF IIDという重要な基本転写因子と結合する。
※この「下流プロモーターエレメント」の解説は、「プロモーター」の解説の一部です。
「下流プロモーターエレメント」を含む「プロモーター」の記事については、「プロモーター」の概要を参照ください。
- 下流プロモーターエレメントのページへのリンク