上甲状腺動脈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/25 06:18 UTC 版)
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英語 | Superior thyroid artery |
ラテン語 | arteria thyreoidea superior |
グレイの解剖学 | 書籍中の説明(英語) |
起始
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分岐
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静脈
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上甲状腺静脈
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上甲状腺動脈(じょうこうじょうせんどうみゃく)は、頭頸部の動脈の一つ。外頸動脈の枝の一つで、舌骨大角のすぐ下の高さで分かれ、甲状腺に向かう。
走行
胸鎖乳突筋前縁の下で起こり、頸動脈三角内部を上前方に走る。ここでは、皮膚、広頸筋、筋膜にておおわれている。その後、下に向かい、肩甲舌骨筋、胸骨舌骨筋、胸骨甲状筋の下方を通る。
内側には、下咽頭収縮筋、上喉頭神経外枝が走る。
枝
上甲状腺動脈は付近の筋肉に枝をだして栄養を供給するほか、甲状腺に多くの枝を出す。また、反対側の上甲状腺動脈の枝(前枝)や下甲状腺動脈の枝と吻合する枝(後枝)も持つ。[1]
甲状腺に向かう枝は一般的に二本である。このほか、筋肉や甲状腺に向かう枝としては、
がある。
画像
脚注
関連項目
- 下甲状腺動脈
- 人間の動静脈一覧
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上甲状腺動脈と同じ種類の言葉
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