三酸化アンチモンとは? わかりやすく解説

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三酸化アンチモン

(三酸化二アンチモン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/26 15:22 UTC 版)

三酸化アンチモン
識別情報
CAS登録番号 1309-64-4
KEGG C19192 
特性
化学式 Sb2O3
モル質量 291.52
外観 白色固体
密度 5.2, 固体
融点

656 (封管中)

沸点

1425 (昇華点)

への溶解度 0.0014 (25℃)
構造
結晶構造 立方系
危険性
安全データシート(外部リンク) ICSC 0012
EU分類 Harmful (Xn)
Carc. Cat. 3
NFPA 704
0
2
0
Rフレーズ R40
Sフレーズ (S2), S22, S36/37
半数致死量 LD50 7000 mg/kg, oral (rat)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

三酸化アンチモン(さんさんかアンチモン、英語 Antimony trioxide、ATO)、または、三酸化二アンチモン(さんさんかにアンチモン、英語 Diantimony trioxide)とは、アンチモン酸化物の一種。アンチモン化合物として最も重要な化学物質で、主に難燃剤顔料ガラスの助剤、触媒などに用いられる。

鉱物としてはバレンチン石英語版として産出し、アルジェリアなどでは資源として採掘されている。

製法

主にアンチモン地金を加熱し、熔融・蒸散させ、空気中の酸素と結合したものを、電気集塵機などで回収して得る。





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