三川坑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 14:47 UTC 版)
「三井三池三川炭鉱炭じん爆発」の記事における「三川坑」の解説
事故のあった三川坑は、三井鉱山三池鉱業所の一施設で、三池港の近くにある。第一斜坑・第二斜坑とがあり、いずれも坑口は幅約6m・高さ3.3mのアーチ型で、有明海の海底に向かって西へ、傾斜約11度、長さ2km以上の坑道が伸びている。 戦争遂行のため石炭増産が求められる中、1937年に建設が開始され、1940年に完成した。戦後復興期には三井鉱山の最主力坑となり、1949年に昭和天皇が入坑するほどであった。 1997年3月の三井三池炭鉱閉山後、その施設のいくつかは重要文化財・史跡・近代化産業遺産など文化財として登録され、2015年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の一部として世界遺産にもなったが、いずれの場合でも三川坑はその対象とされていない。
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