三大事業関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:06 UTC 版)
第2疏水は完成時の延長4079間2分 (7416m)、現在の公称値7423m、5本のトンネル(小関1471間 (2674m)・柳山358.3間 (651m)・安祥寺山406間 (738m)・黒岩121間 (220m)・日ノ岡499間 (907m))とそれらの間の埋め立て水路1193.74間 (2170m)、途中四宮の開水路30間 (54.5m)。取水量毎秒550立方尺 (15.30m3/s) 。第1疏水と合わせると水量が3倍近くに増えるため、鴨東運河、鴨川運河も合わせて改修された。鴨東運河は水深を8.91尺 (2.7m) に、また夷川船溜から鴨川出合まで北側に並行して延長134間2分 (73.7m)、幅19.8尺 (6m) の白川放水路を新設。鴨川運河は鴨川出合-伏見土橋の5372間2分 (9766.7m)、うち旧運河部分(当初開通の堀詰まで)4922間2分、旧伏見城残濠450間 (818m)。幅は19.8尺 (6m) を42尺 (12.7m) に拡幅、水深3.3尺 (1m) は伏見上船溜まで7.92尺 (2.4m)、下船溜から堀詰まで5.61尺 (1.7m) にした。 夷川発電所、伏見発電所はこの改修では準備工事のみ行われ、本体は追加工事として大正3年に完成した。
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