三多摩の行政区画の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:19 UTC 版)
北多摩郡 北多摩郡は、現在の武蔵村山・東大和・東村山・清瀬・東久留米・西東京・小平・昭島・立川・国立・国分寺・小金井・府中・武蔵野・三鷹・調布・狛江市及び世田谷区の西部(旧 砧村・千歳村)の区域。1907年(明治40年)に西東京市の旧保谷市区域が埼玉県北足立郡より編入された。北多摩郡は1970年(昭和45年)に村山町が武蔵村山市に昇格したのを最後に消滅した。旧郡役所所在地:府中町(同上) 現在の一級河川「多摩川」北側の地域であり「北多摩」と呼ばれる。 南多摩郡 南多摩郡は一級河川「多摩川」の南側であり、現在の八王子・町田・日野・多摩・稲城市の区域だったが、1971年に多摩・稲城の市制施行に伴い消滅。旧郡役所所在地:八王子市(同上) 現在の一級河川「多摩川」南側の地域であり「南多摩」と呼ばれる。 東多摩郡 東多摩郡は1896年(明治29年)に南豊島郡と合併して豊多摩郡の一部となり、1932年(昭和7年)に旧東京市に編入された。現在の中野区、杉並区に相当する。旧郡役所所在地:中野村(同上 1896年(明治29年)当時) 西多摩郡 西多摩郡はかつて青梅・福生・羽村・あきる野市も含んでいたが、現在は瑞穂町・日の出町・奥多摩町・檜原村の3町1村を残すのみである。1958年(昭和33年)に埼玉県入間郡元狭山村の一部が編入された。旧郡役所所在地:青梅町(郡役所廃止1923年(大正12年)) これらに関しては東京都も参照のこと。
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