七閃(ななせん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 15:40 UTC 版)
七天七刀の鞘に仕込まれた7本の鋼糸(ワイヤー)による斬撃を軸とする中遠距離用の格闘術。天草式の「七教七刃」を発展させた技で、刀を鞘内で僅かに動かす動作によって抜刀術と誤認させる。攻撃速度は一瞬に7回殺すほどとされ、10メートル以上の距離から相手を切り裂く。刃を置く事で場を区切り聖域化する、一種の拒絶の壁・防御の魔法陣を設ける儀式としての意図もあり、排斥に物理的な攻撃を加え、ワイヤーの形に置き換えた事で、抜刀に織り交ぜてタイミングをずらした斬撃を自由自在に解き放つ、空間全体を味方につけたような切れ味を実現している。また、ワイヤーの軌跡を利用して3次元的な魔法陣を構築できる。左文字の銘を継ぐ刀匠が鍛えた世界遺産級の業物だが、本物の天使には容易く引き裂かれる程度でしかない。
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