一貫性のないJava仮想マシン実装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/24 15:35 UTC 版)
「Javaに対する批判」の記事における「一貫性のないJava仮想マシン実装」の解説
Javaは、Java仮想マシン (JVM) の上部で動くバイトコード言語である。異なるプラットフォームで実行できる能力と言語の互換性は、最終的にはJVM実装の安定性とJVMのバージョンに依存している。Javaは非常に様々なシステム上で動くとうたわれているが、最新のJVM(とJRE)はWindows、Linux、Solaris対応だけ活発に更新されている状況である。HP-UX(Java for HP-UXなど)とIBM (for MVS、AIX、OS/400) は、それぞれのプラットフォームファミリー独自の実装を提供するが、必ずしも最新のサン・マイクロシステムズのリリースを反映していない。他のプラットフォームにおけるJVM実装も、たいてい今後も続くが、時々一般の実装例よりも何年か何ヶ月か遅れるので、互換性問題が生じる。具体的な例を示すと、Java 2 Platform Standard Edition 1.5 (J2SE 1.5) をサン・マイクロシステムズがリリースしたのは2004年9月30日だが、Mac OS X用J2SE 1.5をアップルが公開したのは2005年3月であり、5か月余りの差が生じている。
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