一稔【イチミノリ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11106号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | はす | |
登録品種の名称及びその読み | 一稔 よみ:イチミノリ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 上田稔、中村雄一 | |
品種登録者の住所 | 茨城県小美玉市下玉里2307番地、茨城県土浦市真鍋1-14-11番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 上田稔、中村雄一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種はこの品種は、「中国」の自然交雑実生より選抜、育成されたものであり、肥大茎の長さは短、節数は4~5節、根茎肥大が早い食用のはすである。葉の大きさは70cm以上、凹みはやや浅、葉縁の波は中、葉柄長は150~199cm、葉柄のとげは中である。花の大きさは大、花弁の地色は白、アントシアンの有無は有、アントシアンの濃淡はかなり淡、アントシアンの分布はつま紅、形は広、先端の形は丸、完全花弁数は15~24枚、花たくの形は椀状である。地下根茎の節間長は短、肥大茎の肩張りは極強、太さは大、長さは短、節数は4~5節、分岐肥大茎の肥大程度は高、肥大茎表皮の色はやや淡、皮点はやや多、肉の硬さは中である。根茎肥大の早晩は早、地下根茎の深さはやや浅である。「霞ヶ浦」と比較して、肥大茎表皮の皮点が多いこと、根茎肥大が早いこと等で、「天王」と比較して、花弁のアントシアンが淡いこと、肥大茎の肩張りが強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に育成者のほ場(茨城県新治郡玉里村)において、「中国」の自然交雑実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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