一万二千年前〜四千年前-森の子らと最初の人々-
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「氷と炎の歌」の記事における「一万二千年前〜四千年前-森の子らと最初の人々-」の解説
物語は、南アメリカ大陸と同じ程度の大きさであり同じ季節が何年も続くウェスタロス大陸が主な舞台となる。その歴史は1万2千年前にさかのぼる。この土地の最初の居住者は、自然と調和して生き、強力な魔法を使う小柄な〈森の子ら〉(〈森の子供たち〉)と呼ばれる種族であった。彼らが信仰した〈古の神々〉はいまだに北部であがめられている。そこに青銅の武器を持ち馬に乗った野蛮な戦士文明の〈最初の人々〉が東方の大陸エッソスから地峡を渡ってやってきて、〈森の子ら〉と数多くの戦争を繰り広げた。戦いの結果、地峡は魔法によって破壊された。その結果、〈顔のある島の条約〉(〈顔の島の条約〉)が結ばれ、〈森の子ら〉は森に住み、〈最初の人々〉は開けた土地を支配することとなった。 4千年後、遥か北方から、謎に満ちた種族である〈異形〉が現れ、ウェスタロスを席巻して多くの死と破壊を引き起こし、何世代も続く闇と何十年も続く冬をもたらして、条約は力を失った。その後〈夜明けを呼ぶ戦争〉において、〈異形〉は〈最初の人々〉と〈森の子ら〉によって退けられ、ウェスタロス最北部の地峡を横断する巨大な氷の〈壁〉によって、再び南に侵入することを阻止された。続く数世紀の間に、〈森の子ら〉は次第に姿を消し、ウェスタロスを離れたか、滅亡したかと考えられた。
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