ヴァージョンについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 03:54 UTC 版)
「パーフェクト・キス」の記事における「ヴァージョンについて」の解説
この曲には(ライブ版以外の)ヴァージョンが3つある。1つは最初に発表された12インチ・ヴァージョンで、リズムマシンのパーカッションから始まり、フッキーのベースソロが絡むイントロが特徴的なもの。2つめはアルバム『ロウ・ライフ』やベスト・アルバム『ザ・ベスト・オブ・ニュー・オーダー』や『シングルズ』などに収録されているもので、12インチ・ヴァージョンを編集してつくられたと類推されるもの。このヴァージョンでは大サビの部分が丸々カットされており(編集部分をよく聞くと大サビに入る部分が一瞬残っている)、その部分の歌詞にこそ「Perfect Kissとは?」というこの曲のテーマが説明されているため、アルバムしか聞いたことのないリスナーとシングルも聞いたことのあるリスナーでは、この曲に対する印象もだいぶ違う。3つめは彼らの初期のベスト・アルバム『サブスタンス』に収録されているヴァージョンで、最後のフッキーのベースソロの部分のバッキングのシンセサイザーのリフが、12インチシングルで発表された最初のヴァージョンとは異なっている(12インチ・ヴァージョンではシンセのリフパターンは2つあるが、『サブスタンス』のヴァージョンでは同じリフが続く)。また、曲の途中ではカエルやヒツジの鳴き声が聞こえる。 2011年現在、オリジナルの12インチ・ヴァージョンが収録されたCDはオフィシャルでは存在せず、このヴァージョンを聴くにはアナログの12インチシングルを捜し求めるしか方法がない。
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