ワキアカボウシインコとは? わかりやすく解説

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ワキアカボウシインコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 03:43 UTC 版)

ワキアカボウシインコ
保全状況評価[1]
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ワシントン条約附属書II類
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: オウム目 Psittaciformes
: インコ科 Psittacidae
: Alipiopsitta
: ワキアカボウシインコ
A. xanthops
学名
Alipiopsitta xanthops
(Spix, 1824)
和名
ワキアカボウシインコ
英名
Yellow-faced amazon

ワキアカボウシインコAlipiopsitta xanthops)は、オウム目インコ科に分類される鳥類

分布

パラグアイ北部、ブラジルボリビア東部[2]固有種

形態

全長26-27cm。[2]尾羽は短い。[2]頭部や頸部は黄色、後頸や胸部は緑色の羽毛で被われる。[2]体上面は羽毛の外縁(羽)が黄色い明緑色の羽毛で被われる。[2]体側面はオレンジ色がかった赤、腹部は黄色、尾羽基部の下面(下尾筒)や腿は黄緑色の羽毛で被われる。[2]尾羽上面の色彩は黄緑色、尾羽下面の色彩は赤く先端が黄色。[2]

眼の周囲には羽毛がなく、白い皮膚が露出する。[2]虹彩は黄色。[2]嘴の色彩は黄色で、峰が黄みを帯びた灰白色。[2]後肢の色彩は灰色。[2]

生態

サバンナ(セラード)にある灌木林、河畔林などに生息する。[2]

食性は植物食で、果実(主にウルシ科マメ科)、種子などを食べる。[2]

繁殖形態は卵生。大木の樹洞や地表にある蟻塚に、2-4個の卵を産む。[2]抱卵期間は23-24日。[2]

人間との関係

開発による生息地の破壊、ペット用の乱獲などにより生息数は激減している。[2]

関連項目

参考文献

  1. ^ BirdLife International (2022). “Alipiopsitta xanthops”. IUCN Red List of Threatened Species 2022: e.T22686311A209517362. doi:10.2305/IUCN.UK.2022-1.RLTS.T22686311A209517362.en. https://www.iucnredlist.org/species/22686311/209517362 2023年10月14日閲覧。. 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ2 アマゾン』、講談社2001年、74、139-140頁。

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