ワカンダの動乱(第3シリーズ)
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「ブラックパンサー (マーベル・コミック)」の記事における「ワカンダの動乱(第3シリーズ)」の解説
数年が経過し、ブラックパンサーはワシントンから使節エヴェレット・ロスの派遣を受けた。ワカンダの統治を巡って多くの苦難に直面する中で、ロスは何度もブラックパンサーの力になった。恩義を感じたブラックパンサーも危険を冒してロスを助けた。二人が協力して対処に当たった最初の脅威は、諜報組織「Xcon」の支援を受けたアチェベ師による政府転覆の陰謀であった。それに続き、キルモンガーが再び姿を現してワカンダ経済を破壊しようと企んだ。これに対処するため、ティチャラは外資系企業を国有化することを余儀なくされた。キルモンガーは戦いの儀式でティチャラを打ち負かし、ブラックパンサーの地位を奪い取ったが、ハート形のハーブを摂取したために昏睡状態に陥った。このハーブはブラックパンサーの超人的な能力の源だが、遺伝的に免疫を持つ王族以外には毒だった。ティチャラは旧敵キルモンガーが死ぬに任せることもできたが、命を救った。 その後、ティチャラは未来から来た自分と同じく脳動脈瘤を発症し、情緒不安定と幻覚に苛まされた。自らの精神状態により部族間の戦争が勃発することを辛くも防いだブラックパンサーは、長老会議に王権を委ねてニューヨークに身を潜めた。そこで彼は、捨てられたブラックパンサーのコスチュームを自らのものにした警察官カスパー・コールを教え導くことになる。ティチャラはこの経験を通じて病と闘う力を取り戻し、王位に復帰するとともに再びアベンジャーズの正メンバーとなり、アベンジャーズが国連の特権を得るのに貢献した。
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