ワイルドラプターズ時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 14:50 UTC 版)
「福井ネクサスエレファンツ」の記事における「ワイルドラプターズ時代」の解説
新経営母体になって1年目の2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で1試合平均の観客数が前年(ミラクルエレファンツ時代)の436人から263人に減少し、2500万円の赤字だった。 2021年、リーグ規約の改正に伴って選手契約が報酬保証のA契約と報酬を抑制(無報酬を含む)して副業を可能とするB契約に分かれたのを踏まえ、A契約選手を9人だけとし、残る選手はすべて無報酬のB契約とした。リーグで無報酬のB契約の選手を持つのは福井だけになると報じられた。球団はヤマト運輸と業務委託契約を結び、B契約の選手はチームの知名度向上もかねて宅急便の宅配業務に従事した。球団代表の小松原は「『野球がうまいからお金をもらえて当たり前』という考え方に危機感があった」として、「最終的には収益の半分近くを野球以外で稼ぎたい」「個人で仕事を取るより有利な環境を整え、持続可能なモデルにしたい」といった意向を示していた。 しかし、日本海オセアンリーグの代表を務める黒田翔一は、B契約選手を乱発した運営について「プロ野球と呼べる状態ではなかった」と述べ、旧体制のままでの新リーグ移行とはしない理由に挙げた。
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