ローヤルアンゴラ種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 04:41 UTC 版)
「日本アンゴラ種」の記事における「ローヤルアンゴラ種」の解説
イギリスから輸入されたアンゴラウサギ:英国種 第一次世界大戦後、フランス系アンゴラを基にイギリスで作られた品種。繊度約13マイクロメートルの紡績に適した繊細な被毛を持つが、フランス系アンゴラと比較すると小柄なため産毛量が少なく、体質が虚弱で繁殖力で劣った。戦前の日本では、国内の産毛の約8割を買い取っていた鐘紡が、ローヤルアンゴラ種の被毛を標準として買取価格を決めていたことから広く普及した。 特徴 体重は2.5キログラム前後 色は白い毛に赤い目のアルビノ 頭はほどよく小さく、顔は頬毛に富み、額毛も豊富で前方へ向けて束のように生える 耳は立ち耳、短小で薄く、先端の房毛が豊富 四肢は細くしなやかで弾力に富み、後肢の毛束が豊富 頸部の付きがしっかりとして短く、体躯は少し詰り気味で前躯が発達し、後躯も充実している 被毛は白色で光沢があり、繊維極めて繊細で手触りがよい 性質は極めて柔順
※この「ローヤルアンゴラ種」の解説は、「日本アンゴラ種」の解説の一部です。
「ローヤルアンゴラ種」を含む「日本アンゴラ種」の記事については、「日本アンゴラ種」の概要を参照ください。
- ローヤルアンゴラ種のページへのリンク