ローターハウジング
ロータリーエンジンのもっとも基本となる、内壁面がまゆ形のトロコイド曲線で形成されるアルミニウム合金鋳物製のハウジングであり、サイドハウジングとともにエンジンの外壁を構成する。内壁画には点火プラグの取付け穴や排気ポートなどを開口する。トロコイド形状の内壁面上をローターのアペックスシールが摺動するため、内壁面には硬質クロムめっきによる耐摩耗処理が施される。
ローターハウジング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/02 02:24 UTC 版)
「マツダ・13G型エンジン」の記事における「ローターハウジング」の解説
これまでの砂型鋳造から、トロコイド面にシートメタルをインサートしたダイキャスト金型鋳造品に変更して、トロコイドフォームの変形防止、耐熱疲労強度の向上及びハウジング全体の剛性向上を図った。トロコイド面のメッキは、ソリッドクロムめっきを採用した。この方法は、市販車で採用しているものと同じ方法である。 また ハウジング外部の下部にあった突起を廃止して、エンジン幅の削減を行い、ベンチュリーカーへの対応を図った。吸排気系は、両方ともペリフェラリポートを採用している。
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