ローソン店頭サービスの終了
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 03:34 UTC 版)
「ニンテンドウパワー」の記事における「ローソン店頭サービスの終了」の解説
書き換えサービスの利用方法やLoppiなどの機器操作が煩わしいこと、大多数の旧作ゲームはサービスを利用するよりも中古ソフトを購入したほうが安く済むため、本来の安価にゲームを供給する目的との矛盾が発生していたこと、さらに一般層へのPR不足、他社の次世代ゲーム機の台頭もあったことから、利用者は主に任天堂製のゲームやレトロゲームの愛好者、次世代機の購入が遅れた人々に限られた。 年月の経過に伴い新しいゲームソフトの供給も減少し、スーパーファミコン用新作ソフトは2000年12月の『メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット』を、ゲームボーイ用新作ソフトは2002年1月の『Loppiパズルマガジン ひらめくパズル第3号』を最後に投入を終えた。任天堂は2002年5月31日にローソン店頭サービスおよび書き換え専用カセット販売の終了を公表、Loppiの画面上や店頭配布のカタログ、任天堂のホームページにて終了告知がされ、2002年8月31日をもって店頭サービスは終了した。 店頭サービスの終了に至った理由は以下の通りである。 中古ゲームショップと大手ゲームソフトメーカー間で争われていた裁判の判決にてゲームソフトの中古販売が合法と認められ、書き換えサービスの存在意義が薄くなったこと。 スーパーファミコン、ゲームボーイとも旧機種となり、今後の需要増加が見込めないと判断されたこと。サービスの終了を決定した時点ですでにゲームボーイアドバンス、ニンテンドーゲームキューブが発売されていた。
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