ロコモティブ症候群とは? わかりやすく解説

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ロコモ

別名:ロコモティブシンドローム運動器症候群、ロコモティブ症候群
英語:locomotive syndrome

主に加齢によって生じ運動器疾患または機能不全。および、運動器障害のために介護必要な状態や、介護が必要となるリスク高まっている状態などを表す語。

「ロコモ」の語は日本整形外科学会提唱した。ロコモの語の元となる「ロコモティブ」(locomotive)は「運動の」という意味の英語である。

身体使って動作をするには、筋肉や骨、関節、腱、靭帯などの器官使用する。年をとると、これらの運動器障害機能不全生じやすくなる運動器思うように動かなくなると、日常動作困難になったり、転倒して怪我負ったり、寝たきり状態になったりするリスクが高まる。

日本整形外科学会はロコモを長寿社会における国民病捉え早期予防早期発見奨励している。

関連サイト
新概念「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」 - 公益社団法人日本整形外科学会

ロコモティブ‐しょうこうぐん〔‐シヤウコウグン〕【ロコモティブ症候群】

読み方:ろこもてぃぶしょうこうぐん

ロコモティブシンドローム


ロコモティブ症候群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 06:19 UTC 版)

ロコモティブ症候群(ロコモティブしょうこうぐん、locomotive syndrome)とは、運動器[1]の障害や、衰え(関節可動域の制限やサルコペニア等の筋力低下など加齢や生活習慣が原因といわれる[2])によって、歩行困難など要介護になるリスクが高まる状態のこと[3]。一言で言えば、運動器機能不全のことである。日本整形外科学会2007年平成19年)に提唱した呼称(和製英語とされる[4])で、予防啓発を行っている[5]。本の執筆者、健康関連雑誌の編集方針、医療関係者などの判断によってロコモロコモティブシンドロームロコモーティブシンドロームロコモーティブ症候群運動器症候群などと書かれたり呼ばれたりしている。


  1. ^ 骨や関節、筋肉など。
  2. ^ 40代から注意!ロコモティブシンドローム NHK あさイチ 2012年10月1日(月)]
  3. ^ a b ロコモの定義:ロコモティブ症候群:日本臨床整形外科学会
  4. ^ 介護食の市場動向~ロコモティブシンドローム、サルコペニアを中心に~ 味の素ヘルシーサプライ アミノ酸営業本部 高木正治
  5. ^ あなたも「ロコモ」? 骨や筋肉の衰え、こまめな筋トレで予防 日本経済新聞 2012年10月13日]
  6. ^ 小中学生が“老化”!?4割の子どもに広がる「ロコモ」 ホウドウキョク 高山哲朗 2016年12月11日
  7. ^ 「子どもロコモ」とは? 原因は「姿勢の悪さ」や「運動不足」”. 2024年2月21日閲覧。
  8. ^ http://www.jsmr.org/flamingo_therapy.html
  9. ^ Yamashita F, and others. Chair rising exercise is more effective than one-leg standing exercise in improving dynamic body balance: a randomized controlled trial. J Musculoskelet Neuronal Interact. 2012;12(2):74-9.


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