レナート・ブルゾンとは? わかりやすく解説

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レナート・ブルゾン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/04 05:42 UTC 版)

レナート・ブルゾン
レナート・ブルゾン(2008年)
基本情報
出生名 Renato Bruson
生誕 (1936-01-13) 1936年1月13日(88歳)
出身地 イタリアグランツェ
ジャンル オペラ
職業 バリトン歌手
活動期間 1956年 -

レナート・ブルゾン(Renato Bruson, 1936年1月13日 - )は、イタリアグランツェ生まれのバリトン歌手。彫りの深いノーブルな声と歌い崩しのない折り目正しい歌唱で、バスティアニーニ後のイタリア・オペラ界において、ピエロ・カプッチッリとともに最も正統的なヴェルディ・バリトンと目された。

少年時代の彼は教会の聖歌隊で歌っていた。長じて奨学金を得てポリーニ音楽院に学んだ。1961年スポレートヴェルディの『イル・トロヴァトーレ』のルーナ伯爵を歌い、オペラ・デビューした。以後、ローマボローニャナポリヴェネツィア等イタリア各地のオペラハウスに登場し、評価を高める。メトロポリタン歌劇場へのデビューは1969年の『ランメルモールのルチア』、スカラ座へのデビューはやや遅れて1972年『シャモニーのリンダ』であった。

日本へは1967年の第5次NHKイタリア歌劇団で初来日。『ランメルモールのルチア』のエンリーコ役をマリオ・ザナージと共に歌っている。 1988年のスカラ座日本公演での『ナブッコ』で再来日後は、たびたび来日し、ファンを楽しませている。

リゴレットシモン・ボッカネグラ、ナブッコ、スカルピア(『トスカ』)、イヤーゴ(『オテロ』)、ジェルモン(『椿姫』)を得意とする。




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