レイヴ・オンとは? わかりやすく解説

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レイヴ・オン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/25 07:14 UTC 版)

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レイヴ・オン
バディ・ホリーシングル
初出アルバム『バディ・ホリー』
B面 "テイク・ユア・タイム"
リリース
規格 7" single
録音 ニューヨーク市、ベル・サウンド・スタジオ、1958年1月
ジャンル ロック
時間
レーベル Coral C61985
Coral Q 72325 (UK)
作詞・作曲 ソニー・ウェスト、ビル・ティルグマン、ノーマン・ペティ
プロデュース ミルトン・デラッグ
バディ・ホリー シングル 年表
"メイビー・ベイビー"
(1958)
"レイヴ・オン"
(1958)
"シンク・イット・オーヴァー "
(1958)
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レイヴ・オン (Rave On[1])」は、1958年ソニー・ウェスト (Sonny West)、ビル・ティルグマン (Bill Tilghman)、ノーマン・ペティ (Norman Petty} の共作として書かれ、ソニー・ウェストが最初に録音して、同年2月にアトランティック・レコードから、Atlantic 45-1174 としてリリースされた曲[2]。これに遅れて4月にバディ・ホリーが吹き込んだバージョンがヒットし、ホリーが同年中にチャートへ送り込んだ6曲のうちのひとつとなった。レコード冒頭の、低い音から引きずるように立ちがる「Well …」という節回しや、ホリーのトレードマークになっていたしゃっくりのような「Weh-uh-heh-uh-ell…」といったヒーカップ唱法などの特徴で、ホリーはたちまち、聞けば誰が歌っているのかすぐに分かるようなアーティストとして認知されるようになった。

ホリーのレコードの大半は、マネージャーでもあったノーマン・ペティニューメキシコ州で制作していたが、「レイヴ・オン」は、ニューヨーク市で、音楽プロデューサーバンドリーダーでもあった ミルトン・デラッグ (Milton DeLugg) によって録音された。ホリーのバージョンは、2004年の「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」において第154位にランクされた[3]。曲の題名は、1956年サン・レコードで録音されたカール・パーキンスの曲「ディキシー・フライド (Dixie Fried)」のリフレインで「rave on」という言葉が使われていることにインスピレーションを受けている。

他のバージョン

出典・脚注

  1. ^ アトランティックのソニー・ウェスト盤では、感嘆符「!」を付けて「Rave On !」と表記されていた。しかし、ホリー盤では感嘆符が脱落し、そちらが広く用いられているが、ホリーへの言及の中で感嘆符が用いられる場合もまれにある。
  2. ^ Rockabilly Hall of Fame
  3. ^ 500 GREATEST SONGS OF ALL TIME: 155Buddy Holly and the Crickets, 'Rave On'”. Rolling Stone. 2012年1月15日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年1月9日閲覧。
  4. ^ Interview with The Raveonettes, David Shankbone, Wikinews, October 16, 2007



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