ルイ14世との出会い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 08:52 UTC 版)
「ルイーズ・ド・ラ・ヴァリエール」の記事における「ルイ14世との出会い」の解説
遠縁のショワジー夫人の政治力によって、ルイーズはイングランドから輿入れしてきたヘンリエッタ・アン王女(王弟オルレアン公フィリップ1世と結婚。フランス語名アンリエット・ダングルテール)の女官に任命された。ルイーズと同い年のアンリエットはマダムと呼ばれ、若く非常に魅力的な女性で、1661年にフォンテーヌブローの宮廷にやってきた。アンリエットは義兄のルイ14世と親しい関係になり、このことがいくつかの醜聞や、2人の恋愛関係を疑う噂を引き起こした。 この事態に対抗するため、王とマダムは、ルイ14世が宮廷の外へ出かけるようにし、マダムは王の行く方向にいるよう3人の若い貴婦人たちを選んで、2人が会う現場を他人に悟られないようにした。この貴婦人の1人がルイーズだった。ショワズ修道僧は、17歳の汚れなきルイーズが『非常に美しい肌、ブロンドの髪、青い目、甘い笑顔...表情は柔らかで穏やかだった。』と記している。彼女の片脚はもう一方の脚より短かったため、ルイーズは特別に作られたかかとの靴を履いていた。
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