リーヴァイ&ザ・ロカッツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/20 23:41 UTC 版)
「ザ・ロカッツ」の記事における「リーヴァイ&ザ・ロカッツ」の解説
前身バンドとなるリーヴァイ&ザ・ロカッツは、マルコム・マクラーレンとヴィヴィアン・ウエストウッドがプロデュースしていたレット・イット・ロックというファッションショップ(後のSEX、World's End)に出入りしていた客が主となって結成されたバンドである。シェイキン・スティーヴンスのコンサートに飛び入りしたリーヴァイ・デクスター(Vo)が、リー・ブラックチャイルダース(元デヴィッド・ボウイ、ジョニー&ザ・ハートブレイカーズのマネージャー)の目にとまり、リーヴァイ、エディー・ディブルス(Gu)、スマット・スミフ(Ba)の3人が中心となり、ミック・バリーとドン・デバレックスの2人を加えて活動開始。オリジナル・メンバーは全員、英国人。 1977年暮れにロンドンのガムデン・パレスでライヴ・デビュー。 1978年イギリスで公演し続ける事に不満を持ち、11月ロカビリーのルーツ、米国南部に渡米。この前後、ミックとドンの2人が脱退、ディーン・トーマス(Dr)、ガイ・ヘマー(Gu)が加入。 1979年Max's Kansas Cityでザ・クランプスの前座公演を皮切りに、7月には米国の伝統的なカントリーショウ、ルイジアナ・ヘイライドに出演。その時のMC、フランク・ペイジは「25年前のエルヴィス・プレスリーの公演以来のパフォーマンスだった」と称えた。その時のライヴ・アルバムが後(1981年)、ポッシュボーイレーベルから「The Louisiana Hayide」として発売、1年後にロックハウスレーベルから再版された。 1980年1979年後半からニューヨークを拠点に活動していたリーヴァイ&ザ・ロカッツだが、メジャーレーベルの契約に関しての意見の相違、今後の方向性(ノスタルジックサウンド orモダナイズサウンド)の相違等の問題からリーヴァイ、ディーン、ガイの3人は脱退、事実上リーヴァイ&ザ・ロカッツは解散してしまう。
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