リムーバブル‐ハードディスク【removable hard disk】
読み方:りむーばぶるはーどでぃすく
磁気ディスク部分だけを着脱することができるハードディスク。R-HDD。→磁気ディスク記憶装置
リムーバブル・ハード・ディスク
リムーバブルハードディスク
リムーバブルハードディスクとは、ハードディスクドライブ(HDD)の機構のうち、ディスク部分のみ取り外して持ち運び可能であるタイプの製品のことである。
リムーバブルハードディスクは、フロッピーディスクなどに比べて大容量であり、アクセス速度も高速であり、従来のHDDの技術が転送できる敷居の低さなどから、1990年代前半の米国を中心に普及を見せた。
2000年代以降は、駆動部分も含めたHDD全体を小型化して持ち運びできるようにしたUSBハードディスクなどがよく利用されている。
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リムーバブルハードディスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 02:52 UTC 版)
「リムーバブルメディア」の記事における「リムーバブルハードディスク」の解説
ハードディスクのディスクのみで構成されるメディア。 SQ327 EZ135 ezflyer SparQ SyJet Jaz PocketZip ORB REV
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リムーバブルハードディスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/31 18:05 UTC 版)
「SyQuest」の記事における「リムーバブルハードディスク」の解説
SyQuest社が発売していたリムーバブルハードディスクとは、ハードディスクのディスク部をカートリッジに収め着脱可能としたリムーバブルストレージのひとつである。ハードディスク並みの速度と大容量が特徴で、かつて米国ではコンピュータ環境の入れ換えやバックアップ、大量のデータの受け渡し(特にファイルサイズが大きく、フロッピーディスクにデータの入りきらないマルチメディア用)などに使われ、普及していた。ただし、日本では光磁気ディスク(MO)という他のリムーバブルメディアの存在などの諸要因が影響していたためか、あまり普及することはなかった。
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リムーバブル・ハードディスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:36 UTC 版)
「ハードディスクドライブ」の記事における「リムーバブル・ハードディスク」の解説
ディスクを取り外し可能なハードディスクのこと。あるいはハードディスクドライブそのものをカートリッジに格納して可搬性を向上したもの。かつてリムーバブル・ハードディスクは前者のみが存在した。初期の例では1962年のIBM 1311があり、洗濯機のような筐体に約4.5kgのディスク・パックをマウントすることができた。 リムーバブルメディアにはフロッピー系(フロッピーディスク、Bernoulliディスク、Zipなど)、テープ系(DDS、LTOなど)、光磁気ディスク系(MO、MDなど)、ハードディスク系など、様々な技術を用いた数多くの製品が発売されて来たが、その内のハードディスク系のものの総称として、一般的にリムーバブル・ハードディスクと呼ぶ。ハードディスクドライブのディスク部のみをカートリッジに入れ、ヘッドや駆動部からなるドライブ本体から構成されており、フロッピーディスクやMOのように使うことが出来る。 他のリムーバブルメディアと比較してハードディスク系は、大容量(フロッピー系、光磁気ディスクよりも)、読み書き速度が高速(フロッピー系、テープドライブ系、光磁気ディスクよりも)、低価格(米国においては光磁気ディスクよりも)という点で優れており、さらにハードディスクドライブの技術がそのまま転用出来るため、新技術の導入も早かった。 1990年代前半までは、米国を中心に広く使われていたリムーバブルメディアであったが、構造上、埃や衝撃に弱いという欠点があり、Zipやスーパーディスク、USBメモリに取って代わられた。 5インチ、3.5インチのディスクで、様々な容量の製品が発売されていて、代表的なものにSyQuestのSQ327、EZ135、EzFlyer, SparQ、SyJetや、アイオメガのJaz、Peerless、CASTLEWOOD社のORBなどがあった。一時はSyQuestやNomai社を中心に、PDC (Power Disk Cartridge) というメディアの統一規格策定の動きもあったが、普及する前にリムーバブル・ハードディスク自体の人気が下火になり、消失した。アイオメガから2.5インチというMDほどの大きさのREVが、アイ・オー・データ機器や日立マクセルからiVDR(日立マクセルではiVという商品名を付けている)などが発売されている。 リムーバブル・ハードディスクには2種類あり、ディスクのみをカートリッジに格納したものは基本的に駆動部がないなど、耐久性に優れるが大容量化にはドライブの買い替えが必要である。ハードディスクドライブそのものをカートリッジに格納したものは駆動部などが組み込まれているため耐衝撃性は前者に比べて低い。一方で読み書き部がカートリッジに収められているので、大容量化する際は大容量のカートリッジを購入するだけで済むため気軽に使い続けられる。 代表的な製品REV(アイオメガ) ディスクとスピンドルモーターのみをカートリッジに格納したもの iVDR(アイ・オー・データ機器、日立マクセル) ハードディスクドライブそのものをカートリッジに格納したもの RDX ハードディスクドライブそのものをカートリッジに格納したもの。イメーションとTANDBERG DATAが製造している。 Relational HD(アイ・オー・データ機器) ハードディスクドライブそのものをカートリッジに格納したもの。カートリッジハードディスク
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