リヒター配列(ハーモニカの現在の西洋式標準配列)の考案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 07:21 UTC 版)
「ハーモニカ」の記事における「リヒター配列(ハーモニカの現在の西洋式標準配列)の考案」の解説
初期のハーモニカの原初的楽器は全ての音階が、単純な全て吹音楽器であった。それを改良し、吹く、吸うを交互に配列したリヒターハーモニカの発明最古の公表は、道具製作誌"Zeitschrift f・ Instrumentenbau" (Journal of Instrument Making) の1883年4月刊行の第3巻第21号に発表された物がある。道具製作誌(第2巻第23号、1882年9月)での公表では、1828年にハイド(Haid) でビジネスを開始し、後にバイエルン州へ移転後、既に「Joseph Richter」と呼ばれる名称でハーモニカ・メーカーに発展し、制作されていた。1867年に楽器のその多くは、ドイツ、オーストリア、スイスなどに販路を拡大していた。現代のハーモニカの音階の標準配列を考案したのは、このジョセフ・リヒター (Joseph Richter) により開発された物のため、西洋式標準配列は「リヒター配列」とも呼ばれる。
※この「リヒター配列(ハーモニカの現在の西洋式標準配列)の考案」の解説は、「ハーモニカ」の解説の一部です。
「リヒター配列(ハーモニカの現在の西洋式標準配列)の考案」を含む「ハーモニカ」の記事については、「ハーモニカ」の概要を参照ください。
- リヒター配列の考案のページへのリンク