ラッパの天使
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/08 06:04 UTC 版)
ヒデンハウゼンには、豊かな装飾を施された破風、脚柱や土間への入り口をもつ大きな屋敷がいくつかある。扉の脚柱は、しばしば、ツタ、ブドウ、鳥などで飾られている。土間の入り口上の梁には、聖書の文言や献辞が見られる。ラーフェンスベルク地方では、1790年以降土間の入り口に「ラッパの天使」(ポザウネンエンゲル)が見られるようになる。チューバ、トランペット、あるいはホルンを手にしている裸形の天使像である。その他に笏、冠、鍵やその他のシンボルが、愛らしい仕草の天使像の傍らに配されている。これは、その屋敷の建立者のキリスト教に対する信条を示すものである。ヒデンハウゼンの天使像は1842年から1920年までの間に制作された。現在は、10件の天使のアーチが遺されており、そのほとんどが保護文化財に指定されている。
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