ヨーロッパ外への宣教
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 00:11 UTC 版)
「フランシスコ会」の記事における「ヨーロッパ外への宣教」の解説
フランシスコ会は設立間もない頃から、東方宣教に力をいれ、すでにフランチェスコ在世時に当時イスラームの勢力下にあったイベリア半島やエジプトなどで活動する修道士がいたことが知られる。フランチェスコ自身も十字軍に同道し、中東で宣教をおこなっている。東方教会の根拠地である旧オスマン帝国領内などにあるカトリック教会は、現在でも、その多くがフランシスコ会によってその運営が支えられている。エルサレムの聖墳墓教会、ベツレヘムの生誕教会やミルク・グロットなどはその好例である。 また、対抗改革の時期には、イエズス会やドミニコ会とならび、「新大陸」と称された北アメリカ大陸・南アメリカ大陸やアジアなどの海外宣教に積極的にたずさわった。
※この「ヨーロッパ外への宣教」の解説は、「フランシスコ会」の解説の一部です。
「ヨーロッパ外への宣教」を含む「フランシスコ会」の記事については、「フランシスコ会」の概要を参照ください。
- ヨーロッパ外への宣教のページへのリンク