バッハ, ヨハン・クリスティアン
ドイツの作曲家。J.S.バッハの末息子である。主として活動した場所の地名をとり、「ミラのバッハ」や「ロンドンのバッハ」と呼ばれることがある。ピアノ協奏曲とピアノ・ソナタをそれぞれ30数曲作曲した。これらの作品は音楽史上、モーツァルトの先駆けとして位置づけられている。
母親は、J.S.バッハの2人目の妻であるアンナ・マグダレーナで、15歳の時に父を亡くした。大学での教育は受けず、カール・フィリップ・エマニュエル・バッハに音楽を学んだ。七年戦争の勃発した1756年、ミラノに移ってアゴスティーノ・リッタ伯爵の楽長やミラノ大聖堂のオルガニストを務めた。
その他
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