ヨウ素酸バリウムとは? わかりやすく解説

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ヨウ素酸バリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/13 14:27 UTC 版)

ヨウ素酸バリウム

Unit cell
識別情報
CAS登録番号 10567-69-8 
PubChem 165892
ChemSpider 145385
UNII ST2993NJ5J 
特性
化学式 Ba(IO3)2
モル質量 487.13 g/mol
融点

580 °C, 853 K, 1076 °F (分解)

溶解度平衡 Ksp 1.57 × 10−9[1]
磁化率 -122.5·10−6 cm3/mol
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ヨウ素酸バリウム(Barium iodate)は化学式Ba(IO3)2無機化合物である。白色の粒状物質である。

合成

ヨウ素水酸化バリウムの反応、または塩素酸バリウムヨウ素酸カリウムの反応で得られる[2]

化学的性質

580℃までの高温でも安定である。さらに温度が高くなると、ランメルスバーグ反応として知られる以下の反応が起きる[3]

5 Ba(IO
3
)
2
→ Ba
5
(IO
6
)
2
+ 9 O
2
+ 4 I
2

出典

  1. ^ John Rumble (June 18, 2018) (English). CRC Handbook of Chemistry and Physics (99th ed.). CRC Press. pp. 4–47. ISBN 978-1138561632 
  2. ^ Mellor (1973). Melorova moderna neorganska hemija. Belgrade: Naučna knjiga 
  3. ^ H. Stern, Kurt (2000). High temperature properties and thermal decomposition of inorganic salts. Taylor & Francis. ISBN 0849302560. https://books.google.com/books?id=2BpMo7HpXzIC&q=Ba%28IO%293&pg=PA241 November 1, 2013閲覧。 

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