ヨウ素酸コバルト(II)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/21 01:53 UTC 版)
| 物質名 | |
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別名
ヨウ素酸コバルト |
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| 識別情報 | |
| 性質 | |
| Co(IO3)2 | |
| モル質量 | 408.7385 |
| 外観 | 青紫の微細針状結晶(無水物。水和物は本文参照) |
| 密度 | 5.008 g/cm3(無水物,18℃) 4.9885 g/cm3(2水和物,19℃) 3.6893 g/cm3(6水和物,21℃)[1] |
| 沸点 | 200℃以下で分解 |
| 1.2g/100g(無水物、20℃) 0.91g/100g(無水物、100℃) |
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| 熱化学 | |
| 標準モルエントロピー S |
268 J mol−1K−1(2水和物) |
| 標準生成熱 ΔfH |
−1082.0 kJ mol−1(2水和物)[2] |
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特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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ヨウ素酸コバルト(II)(ヨウそさんコバルト、英 cobalt(II) iodate)は組成式Co(IO3)2で表されるコバルトのヨウ素酸塩である。コバルトのヨウ素酸塩は二価のもののみが知られている。
製法
ヨウ素酸に炭酸コバルト(II)を加えた溶液から水和物が得られる。無水物は水和物を165~200℃で長時間加熱するか、硝酸コバルト(II)とヨウ素酸カリウムを密閉状態で2〜3時間120℃に加熱、または硝酸コバルト(II)とヨウ化カリウムと硝酸の混合液を80〜90℃で濃縮すると得られる。
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