ユーリー・ジバゴの詩編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 23:44 UTC 版)
「ドクトル・ジバゴ」の記事における「ユーリー・ジバゴの詩編」の解説
小説『ドクトル・ジバゴ』巻末には、物語を補完するように、それまでパステルナークが創作した詩篇25篇が添えられていて、父親がユダヤ教からロシア正教への改宗者なので、パステルナークのキリスト教的内面を現わす配置になっている。 詩創作年詩創作年詩創作年1. ハムレット2. 三月 3. 受難週に 4. 白夜5. 春の悪路6. 釈明7. 都会の夏8. 風9. ホップ 1946 1946 1946 1953 1953 1953 1953 1953 1953 10. 女の夏11. 婚礼 12. 秋13. おとぎばなし 14. 八月15. 冬の夜16. 別離17. あいびき18. 降誕祭の星 1946 ? 1949 1953 1953 1953 1953 19491947 19. 夜明け20. 奇跡 21. 大地22. 悪しき日々23. マグダラのマリアⅠ24. マグダラのマリアⅡ25. ゲッセマネの園 ? ? ? ? ? ? 1960 この内、「秋」と「ハムレット」はいまでもロシアで人気ある詩で、後者は多少迷いながらも重大なことに当たる人の心理を表現していて、パステルナークの死に際してアンドレイ・ヴォズネセンスキーが埋葬時に禁を侵して朗読した。
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