ユーラシア横断鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/20 14:28 UTC 版)
「カザフスタン鉄道」の記事における「ユーラシア横断鉄道」の解説
ユーラシア大陸横断鉄道はCIS(旧ソビエト連邦)諸国の鉄道に乗り入れる際に、台車の交換を必要としている。 KTZは3862kmが中国・東南アジアをヨーロッパと結ぶ役割を担っている。しかし、ヨーロッパ、中国などとの軌間の違いから台車交換が必要となり、コスト上昇や遅延が発生していた。近年の計画はイランとトルクメニスタンを通過する標準軌の路線を敷設、台車交換無しで直通する事を目標としていたが、現在は既にその計画が挫折している。中国の港からヨーロッパの港まで、海上輸送で40日から65日かかっていたが、新しい標準軌の鉄道ならば7日から10日、現在の鉄道輸送の約半分の期間で輸送する事が可能となっていた。 また、東部国境のドストゥク駅からカスピ海沿岸のアクタウを結ぶ新線の建設も開始された。プロジェクトは50億~70億ドル。これによりアクタウ経由でイランへの輸送も可能となる。
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