ユリア水道とは? わかりやすく解説

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ユリア水道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/18 09:02 UTC 版)

ユリア水道(ユリアすいどう、ラテン語: Aqua IuliaまたはAqua Julia)は古代ローマの水道(ローマ水道)で、アグリッパにより紀元前33年に造られた。その後、紀元前11年~前4年に掛けて初代ローマ皇帝アウグストゥスにより改築・拡張された水道施設。水源はラテン街道の10マイル地点から2マイル(ローマから見て)右へ行った地点[1]であり、現在のグロッタフェッラータ付近である。ローマ水道の技術書の著者でありローマ水道長官でもあったフロンティヌスによれば、水量は1日あたり48,240m3(1,206クイナリア)で、水道の全長は22.8km(15.4265ローマ・マイル)で、そのうち10.4km(7.000ローマ・マイル)は地上の導水渠で構成されていた。ローマより7マイルストーンの場所からは全て地上の導水渠となり、0.78km(0.528ローマ・マイル)は構造物内に、9.6km(6.472ローマ・マイル)は水道橋上の導水渠を経由していた[1]






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