ユニバーサル版とタイトー版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/19 01:23 UTC 版)
「ギャラクシーウォーズ」の記事における「ユニバーサル版とタイトー版」の解説
タイトーが『スペースインベーダー』をヒットさせると、非常に多くのメーカーが『インベーダー』のコピーゲームを発売した。これまで黙認されてきた、アーケードゲームやテレビゲームの著作権違反に対する考えは、この頃から正当な手段が活発化しつつあり、タイトーは何社かのメーカーに訴訟を行っている。この過程で『インベーダー』のコピーゲーム『コスミックモンスター』を発売していたユニバーサルはタイトーと1979年9月に和解し、見返りとして本作がタイトーにライセンスされた。 なお当時のユニバーサルの基板はタイトーの『インベーダー』そのままでなく、独自の改造がほどこされていた。カラーの場合タイトーの『インベーダー』では、自機が爆発した時は画面全体が赤一色になるが、ユニバーサルの『コスミックモンスター』はUFOを撃墜した時赤一色になり、自機が爆発した時は青一色になる。ユニバーサルの他のゲームでは『ギャラクシーウォーズ』のほか『ミスターガンマン』も同じ基板のため、同様に自機がやられると青一色になる。 話を戻して、ユニバーサルからライセンスされたタイトー版は、前述のユニバーサル版基板をそのままタイトーで作ったのでなく、タイトー版基板で作っており、ハード的に違いが存在する。生産枚数も、コピーゲームのコピー元も、どちらもタイトー版が圧倒的に多かった。
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